健康のための3つの要素

健康のための3つの要素

食事・運動・休養(睡眠):健康で長生きするために大切な3要素です。

<食事と運動>

食べることでエネルギーを取り込み、運動することで消費します。消費しきらなかったエネルギーは体にたまりますが、そのうちの一部は体の再生に利用されます。

この消費し、再生するという過程が健康のために大切なことです。ヒトの細胞の寿命はそれぞれ違いますが、生まれてから何十年も生き続けている細胞はわずかです。たいていは数週間から数カ月で死滅します。ですから体は常に新しい細胞を再生しているのです。

その新しい細胞を再生しているのは主に休養(睡眠)中の時間です。加齢とともに細胞を再生する力は低下していきます。しかし、運動を行うことによって、その低下を予防したり、時には強めたりすることもできます。

健康のために運動をする場合、ストレッチ・筋トレ・有酸素運動(ウォーキング等)の3種類の運動を行うと効果が高いといわれています。なかなかそんなにできないという方は、ラジオ体操はいかがでしょう。

健康のためにラジオ体操を行いましょう

<朝食>

朝食では、その日一日元気に活動(運動)するためにエネルギーになるものを取り入れましょう。

まず、ご飯かパン。具だくさんの汁ものや野菜ジュースを1品。肉または魚や大豆製品を1品。ジャムなどの甘いものも朝なら少しは食べても大丈夫です。野菜のおかずはもう1品あるともっといいですね。

<昼食>

昼は活動と活動の間でひといき入れる時間です。気分転換と緊張緩和のためにできるだけ昼休みはとってください。その後の仕事の効率も上がります。

昼食も基本は主食プラス3菜食です。主食プラス3菜食なんて聞いたことがない、一汁二菜じゃないの?とのご指摘、ありがとうございます。

今は、減塩のために汁ものを制限されることが多くなっています。汁ものは必要不可欠なものではありません。汁ものは具だくさんにして副菜の一つとして考えてください。そういうことも含めて主食プラス3菜食です。

<夕食>

夕食は睡眠時の細胞の再生のための栄養補給を心がけましょう。主菜と多めの副菜を中心にして、主食は控えめに。アルコールも飲み過ぎないようにしましょう。

毎日の体の疲れ、こころの疲れをとるために睡眠は大切です。

睡眠不足は自律神経系が乱れる原因となったり、肥満や糖尿病のリスクを増加させたりします。睡眠は何時間とればいいのでしょうか。

人それぞれ、自分が充分であると思う時間でかまいません。

眠れないとき、次の日に大事な仕事があったりするとあせりますね。

好きな音楽を小さな音で流したり、深呼吸してゆったりとした気持ちで横になってください。